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3月定例会をふり返って思うこと。


 すでに2週間を経過しましたが、3月16日に31日間の3月定例会が終了しました。

 令和4年度大磯町一般会計予算は原案に対して大磯駅周辺安全・安心にぎわい創出事業を除いた修正案が提出され、可決しました。

 予算特別委員会が一般会計予算を否決してから最終日までの攻防はすごかった。

 原案を通したい町側の熱量・エネルギーに接し、何でもっと前に、もっと違うところにそのエネルギーを使わないのかと思いました。

 大磯町は予算案ができる課程が見えないため、どのようにして予算案が出来上がったのかがわかりません。350ページを超える予算案の冊子が届いてから、そこに印刷されているものを見て町がどのような事業を次年度行おうとしているのかを知り、それが妥当なのかを判断しなくてはならないので、予算特別委員会の審査開始まで3週間あっても他の議案や陳情の審査などもあり、熟練の議員でも全部を理解して審査することなど到底できないと思います。委員会の審査時に他の委員の質問を聞いて気づくことは多いです。その程度で反対するのかと言われそうですが、納得できないものは賛成はできません。事前に質問に来ればいいではなく、お互いのためにも、より良い審査ができるようなわかりやすい資料を議員に与えるべきだと思います。政治的な観点からの反対は仕方がありませんが、審査の時間は限られているため、説明不足から誤解が生じて反対されることになっているとも感じます。

 賛成者を増やすための説得を頑張るのではなく、町民のためを思っての予算案だと理解でき、賛成したくなるような予算案を提案することに力を注いで欲しいと思います。

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