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大磯幼稚園のこども園化についての「まちのこえ」No.1とNo.2について(後)




 この写真は24年前の広報おおいその表紙で、当時、町立の小磯幼稚園に通っていた次男がたまたま写っていたのでとっておいたものです。

 この写真は大磯中学校の生徒が保育実習に幼稚園に来て園児と触れ合ってるところが撮影されていますが、当時の小磯幼稚園の園児にとって中学生は身近で、親しみのある存在であったようです。

 駅のホームで中学生くらいの男子に「よっ!」と親しげに挨拶している幼稚園児の息子に「どこで知り合いになったの?」と聞くと「幼稚園にいるお兄ちゃんだよ」と言うので、それはどういう事なんだろうと息子に話をきいたところ、そのお兄さんは教育研究所の教育支援室「つばさ」に通っている中学生とわかりました。

 今は東小磯の横溝千鶴子邸にある教育研究所が当時は小磯幼稚園にありました。それぞれの事情で中学校に通うことが難しい中学生が教育研究所に併設されている教育支援室「つばさ」に通ってきていて幼稚園児と遊んでくれていたようです。

 次男の幼稚園での記憶として、ほとんど忘れているようですが、中学生と教育支援室の先生とオセロをしたり話をしたことは記憶に残っているようでした。

 町立幼稚園の保育料は安かったので、保護者としては特に期待もしませんでしたが、小磯幼稚園では農家の田んぼを借りて田植えをし、園児が作った案山子を田んぼに立てにいって、稲刈りもし、刈ったもち米を使っての餅つき体験もさせていただけたので、カリキュラムとしては充分でした。息子の受け持ちの先生は優しい先生で、今も現役です。まさに町立園の経験豊富な職員の一人です。残念なことに、彼は忘れてしまっているようですが。

 先生との相性は小さな子どもには重要です。三つ子の魂百までと言うように、この時期にどんな人と毎日過ごすか、誰に預けるかは一生を左右するといっても過言でないと私は考えています。本人の記憶からは消えていても、心や体は覚えていると思います。

 先生と子どもの相性はそれぞれ違いますので、全ての子どもと相性が良い人が町立に必ずいるわけではありません。町立園なら大丈夫などということもありませんし、私立園なら大丈夫と言うことでもありません。だから、選択肢は多い方が良いと思うのです。

 それに、No.2のまちのこえの質問に書かれている「私立の方が良い点」として挙げられている点の「保育時間が長い」「保護者負担がより少なくなっているところもある」というように保護者の要望をに耳を傾けていると感じるのは私立だったのではないかと思います。前町長の時にも町は子育て支援センターを東西に設置したり、町立幼稚園で、預かり保育や延長保育をしたりと、子育て支援については頑張ってはいましたが、世間的には私立園の方がフットワークは軽いと思います。

 回答の方で気になる文章がいくつかありますので順番に述べます。

①「町立園は町内に存在する子育て支援施設との連携や、小学校との連携を推進する調整役

であり、緊急対応枠としてのセーフティーネットの役割を果たす場でもあります。」という文章ですが、子育て支援施設との連携や小学校との連携を推進する調整役は町の担当部署の仕事では?

 緊急対応枠はどういう場合を想定しているのか分かりませんが、セーフティーネットにしても、子どもによって「どこに置いたらいいか」その子供にとって安心できる場所や人は違うと思います。何度も選択肢が多い方がいいと言っているのは、いろいろなところがあった方がその子にあった場所が見つかる可能性が高いからです

 町立の園だけがセーフティーネットの役割を持つのではなく、町内のどの園も誰かのセーフティーネットになることができるようにすることが町の仕事と思いますが。

②「経験豊富な職員による現場経験や子育て支援のノウハウを町内の民間園を共有し、先導的により良い教育・保育を実践していく役割を担っています。」という一文ですが、私立園にも経験豊富で子育てのノウハウをお持ちの職員はたくさんいらっしゃいます。さらに、私立園は教育・保育の理念を掲げてその園独自の教育を行ってきているので、今まで先導的な役割など担っていなかった町立園が急に地域の旗艦園になったり、私立園を先導する役割を担わされても現場の職員は困りませんか?それに長年培ってきた園の方針を曲げて町立園の考えに従う私立園があるのでしょうか?私立園が独自性をなくしてしまったら私立園に通うメリットがなくなってしまう上に、選ぶ基準もわからなくなってしまいませんか?

③「サービス面では民間の方が進んでいる面もありますので、民間の発想も取り入れた町立園を設置していく必要があると考えます。」については、「それなら私立園でいいんじゃないの?」と言いたくなります。私立園が直接運営する方が、やりやすいでしょうし、メリットも多いと思います。

④「町としましては、早急に次善策を検討し、1日も早く待機児童が解消されるよう、今後も子育て世代の皆様のご意見に対し真摯に耳を傾け寄り添いながら取り組んでまいります。」で引っかかるのは「今後も」です。「今後も」ではなく「これからは」ですね。町長が、方向転換を決めるにあたり、子育て世代の皆さんの意見に真摯に耳を傾け寄り添っていたら、このような混乱は起きていなかったと思います。町長選の公約に掲げておけば議会は納得せざるをえなかったと思いますし。残念ですが、町側の説明は町長の推しメン議員などの町長提案に賛成の議員以外の反対している議員や令和6年4月の民営のこども園開園を望んでいた方を納得させることができるものとは思えません。

 5月23日から6月定例会が始まります。5月30日と31日の一般質問では、11名の議員が質問をします。吉川重雄議員、鈴木京子議員、渡辺順子議員の3名が大磯幼稚園のこども園化についての質問をします。お時間のある方は傍聴をお勧めします。ケーブルテレビの同時放映や再放送では味わえないライブ感を味わうことができますので、ぜひ!

 一般質問はあくまで質問に徹するもので、議員の考えを述べてばかりで質問しないというのはルール違反です。今期最後の一般質問なので、選挙に向けてのアピールとして力を入れている議員も多いでしょう。ぜひ、傍聴の体験をしてみて下さい。ついでに庁舎の見学もお願いします。


 

 

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たまむし通信No.14やっとできました。

9月定例会と12月定例会の報告です。9月定例会は一般質問もこども園のことを質問したこともあり、大磯幼稚園の認定こども園化の経過についてが主な内容です。 めちゃめちゃ文字が多くなってしまったので、お時間のある時に読んでください。 新聞折り込みと駅などでの配布も行います。

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