自分が含まれている世代が三無主義世代と思い出したついでに少し調べてみました。
無気力、無関心、無感動が「三無主義」で、「しらけ世代」とも言われていたようです。そして、無感動と無作法を足した「五無主義」というのもあるようです。
最近は「さとり世代」というのもあるようですが、さとり世代はデジタルネイティブであり、日々の情報を取捨選択しているので、頭の回転が非常に早く、優秀な世代ということです。「働き方改革」が叫ばれている昨今は、効率やスキルアップを考えているさとり世代の新しい価値観を理解することが、組織全体の意識改革にもつながり、「働き方改革」への貢献が大いに期待できるということです。
そう考えると大磯町は若い職員が多いので、良い方向へ持って行ければ、彼らが良い仕事をしてくれるということのようです。
さとり世代の働き方は、自身の市場価値を高めるため自己の成長やに意欲的で、組織は自己成長の場と捉えているため、プライベートを大切にしながら働きたいという考えの人が多いと言われています。指示を素直に受け止めて、与えられた仕事をきちんとこなし、指示以上のことはしない傾向にあるそうです。自分の判断で勝手に作業をして怒られるというリスクを避け、確実な仕事をしたいという考えからなのだろうと言われています。
私はさとり世代ではないですが、叱られるのは嫌です。が、どうも、叱られキャラの様です。言われた以上のことを求めていると感じる世代に対しては気を利かすようにし、感性の違うリーダーの下では「余計なことはするな、考えるな」と叱られないように、こっそり、いろいろ先回りして考えたり、準備したりして結局無駄になるパターンが多かったりと、何でこんなことしてるんだろうと思う時がたくさんあります。それも自己成長のためと思ってやっていましたが、「どうも違うのかなぁ」と知り合いのさとり世代が絶対読んだ方がいいと勧める「嫌われる勇気」を読みながら、ちょっと考え直しています。
写真の木の人形はJOUPiiと言って、イギリスのデザイナーによる1970年の作品の復刻版で、2011年にイタリアの会社が復刻したものです。シンプルなデザインですが、手足の角度を変えるだけで、さまざまな表情が生まれます。結構遊べます。価格はなかなか手が出しにくい金額(1体3500円)でしたが、誕生日だったので、自分へのプレゼントということで大人買いしてしまいました。
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