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大磯町立中学校の昼食支援補助金について思うこと。


 湘南学園湘南学園の食育ラボのお弁当を1月28日に試食しました。

 美味しかったです。ごはんは甘みがあり、本当に美味しいご飯でした。卵はコッコパラダイスの卵と聞いて驚きました。とても500円で食べられるお弁当ではないと思います。おかずだけで400円という注文の仕方もあるようです。

 注文数は相変わらず少なく、その数を増やすために補助金を出そうと考えたのかと思っていましたが、教育部長の答弁では補助金はコロナ禍での保護者への経済的支援のための昼食補助であって弁当を安くして注文をしてもらうためのものではないということでした。

 注文数を増やすためには1回無料で食べる機会を設けているということでした。

 昼食支援が1食あたり300円と言うと写真の弁当が200円で食べられるということ。おかずだけ注文の場合は、100円でおかずが食べられることになります。果たして食育ラボのお弁当の注文数は増えるのでしょうか。

 給食や昼食が無料で食べられるようにすることを目指すことは反対ではありませんが、授業のための予算が十分でない状況で昼ご飯の負担を教育予算として補助するという考え方は理解しがたいものがありますし、好きではありません。コロナ禍が仮に20年続いたら1年間に5000万円として10億円。保護者への補助は生徒1人につき1日300円、1か月20食として6000円。学級費は1年間で約2000円、1年を11か月で計算すると1か月に約180円。1教科にしたら20円、一クラス40人で800円。

 昼食補助金と学級費の金額を比べると、学校って何をしに行くところだったかと疑問がわきます。

 給食が現町長の公約であったからと昼食提供にこだわるのかもしれませんが、一人に1日文として300円の補助が出せるのであるなら、未来の町への投資という観点からも、もっと生徒の未来のために有効なお金の使い方を考えていただきたいです。生徒の学習環境を整えたり、授業の充実のために町の財源は使って欲しいと思います。

 

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