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一般質問はむずかしい。


 一般質問は、最も華やかで意義のある発言の場であり、また、住民からも重大な関心と期待を持たれる大事な議員活動の場であることから、大磯町ではほとんどの議員が毎回一般質問を行います。一般質問はケーブルテレビで放送され、議会だよりにも掲載されることからも、議員にとって無料でできるアピールの場であることは確かです。

 議会だよりは議長が発行責任者なので、掲載記事は編集会議で協議します。一般質問の記事は本人の文責ですが、議会が発行する冊子なので、ふさわしくない表現などについては代替案を提案したり、いっしょに考えるなどして、直していただくことはあります。

 ですが、ケーブルテレビの放送はノーカットのライブ中継なので、全て本人の力量が映し出されているというふうに考えて良いかと思います。プロレスのようなぎりぎりの格闘技もあれば、脚本のとおりのドラマもあります。本番にむけての準備の方法も皆さまざまです。

 議会の傍聴をする方は少ないのですが、傍聴はまさにライブ、議場の空気感を肌で感じることができますし、テレビに映らない情景を見ることや声を拾うことができます。階段を上るのは少々大変かもしれませんが、是非一度は傍聴してみて下さい。

 一般質問は大所高所からの政策を建設的な立場で論議すべきであること。また、能率的会議運営が必要なことを十分理解して簡明でしかも内容のある次元の高い質問を展開したいものである。一般質問に当たっては、議長への通告のないように基づいて原則として原稿を作成して、それによった力強い迫力のある質問を行うことが大事である。と議員必携に書いてありますが、それをするには高い技術が必要です。一般質問は「質問」なので、あくまで質問に徹すべきなのですが、自分の考えや要望を伝える場になってしまっていると実感しています。「よくわかりました。よろしくお願いします。ありがとうございました。」などの言葉はNGなのですが、連発しているなぁと感じています。

 一般質問は通告制で、内容と同時に質問に要する時間も申告します。大磯町は答弁含めて最高90分となっています。一度だけ90分で質問をしたことがありますが、90分の質問を意義あるものにするための準備はしっかりした準備が必要であり、体力も必要なので、自分の課題は40分間を有効なものとするとしていましたが、前回休んだことが影響しているのか、振り出しに戻ってしまったような気がしました。

 こつこつと課題を持って継続することの大切さを学んでいる今日この頃です。

 6月定例会の最終日は、6月17日。閉会中の審査は「電磁波」に関することについてになりそうです。

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