
大磯幼稚園のこども園化について、現園舎をリノベーションして町立のこども園にするのが良いのか、今まで進めていた予定りの民営の学童付きの認定こども園が良いのかをより多くの方に考えていただきたいと思い、きちんと考えるための資料にして頂きたいと思い、たまむし通信番外編NO.1を作成しました。
このブログ以外では、印刷したものを新聞折り込みでお届けと駅などで配布の予定です。
新町長就任時の方向転換宣言により、予定していた令和6年4月に民営の認定子ども園と学童が同時オープンする計画は宙に浮いています。
町長を支持する方の中に町立のこども園を希望する方が多いということなのか、町立を希望する大きな声が町長の耳には届いているのだなと言うことが議会での町長の発言(答弁)から読み取ることができますが、町立にすると決めていることに対し、今後の運営についての計画などについて町長の考えが、今まで聞いた答弁の中に、そのようなものがあると理解できるような答弁はないように思います。
「選挙中に町立を望む声をいただいた」などの理由では私たち町民は納得できません。
大磯幼稚園の園舎をリノベーションで町立のこども園にすることをを望んでいる方も、比較の表を参考にもう一度よく考えていただきたいと思います。
大磯幼稚園の園舎は5.6歳の子どもが利用することを考えて約40年前に作られた幼児教育を行うための建物であり、長時間の保育をするために作られたものではありません。
子ども園で毎日を過ごすのは0歳児から6歳までの子どもと保育士さんたちです。日本では11時間保育を「標準」と呼び、あたかも一般的であるようになっていたり、5歳児30人を保育士ひとりで対応しなくてはいけないなど、日本の保育基準は、世界的にレベルが低い状況です。より良い制度や基準に変えることが大事であり、首長は国や県に対してぜひ、改善を要望していく事をお願いしたいです。
「幼児教育・保育の改善」は私立のこども園を町立にすれば解決するというものではありません。町立だから安心で、私立だから不安というようなことではないのです。国の制度や保育基準に問題があるので事件や事故が起こるのです。
現在のわが国の保育環境がそんな厳しい状況であるからなおさら、子どもたちが生活しやすく、保育士等も働きやすい環境の施設や設備の中で毎日より快適に過ごして欲しいとは思いませんか?
お子さんを預ける方にとってはどちらが良いのか、町の財政にとって良いのはどちらなのかなど、町にとってメリットがあるのはどちらなのか、賢い選択はどちらなのかをより多くの方に考えていただき、考えたことなどを町に届けていただきたいです。
3月の広報おおいその5ページに「町政への意見・提案『まちのこえ』制度が始まります」という記事が掲載されています。投書箱は役場本庁舎や国府支所、図書館、子育て支援総合センターなどの公共施設に設置されるとありました。担当は政策課です。
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